格差の意識 3
国-地方を通じる政治家たちは、その大部分が「地域間格差の是正」を大義名分として地元の「均てん願望」を「中央」にとりつぎ、「中央」に集中している「国恩」を、がむしゃらに・・・
ときには「ある力によってこちらのみ得する方法もあるかのごとく、示唆する悪者」ともなって地元へもちかえる仲立ちとなっているということができるでしょう。
「地元」にとって「御利益」(公共事業がつき、補助金がくる)があれば、その見返りとして「御供物」を献じなければなりません。
それが選挙の折に地元がまとめて有力政治家に差し出す票なのです。
生きながらの信仰の対象とはおこがましいですが、これは、いわば現世御利益信仰の政治的表現なのです。
・・・したがって、このような「均てん努力」(地元の面倒)の実績によって票を獲得・維持する政治家にとって、格差の事実を指摘しあるいはそれを意図的に誇張することと、めぐまれている他所へのルサンチマンとは、たえず覚醒されうることが必要となります。
「東京」がつねにそのルサンチマンの矢面に立ってきたことは周知のとおりです。
それは、東京一極集中への反発感情へまでつづいています。